大人のバレエ上達倶楽部

大人バレエ初心者の「レベル底上げ」実現させます

私がバレエの本質に出会ったストーリー

はじめまして、穂波清夏です。

早速ですが、この「大人のバレエ上達倶楽部」で

私が目指しているもの、それは、

・初心者の方を中級者にレベルアップさせる

・良い先生のクラスで、その時だけ出来るのでなく、

 普段のレッスンでもご自身で上達に向かっていけるようにする

・でも無理はしない

・バレエ向きに、心を整え、食を整え、体を整えていく

・全てはバレエ、果ては人生を楽しむため!

 

上記を踏まえて、ここでは私がバレエの本質に気づき、

この「大人のバレエ上達倶楽部」を始めるまでの

経緯についてお話ししていこうと思います。

 

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本質としてのバレエ 

少し長くなる可能性があるので、最初にネタバレをしてしまうと

色々あって、私は結局プロダンサーにはなれませんでした!

 

しかし、挫折あってこそ、今は心の底から

「バレエとは人生全てが芸術であるということの形象化、証明である」

と感じています。

一人ひとりの人生、その一瞬一瞬が芸術的な

美しい積み重ねであり、それを享受出来るのがバレエです。

まだまだ未開拓の大人バレエの輪を少しでも広げられるよう

日々精進し発信して参ります。

 

バレエとの出会い

私は2才の時、母のすすめでバレエを始めました。

怖がりで恥ずかしがりだった私が運動音痴になることを心配して

母が子供の頃に通っていた教室に行き始めました。

その当時は習い事の一つとして、半ば義務的にレッスンを受け

自分でも、まぁまぁそれなりに楽しいのがバレエでした。

何となく楽しいけれど、だからといって自分では何もしない

いわゆる上達しない生徒のお手本のような状態です。

 

業界の誰もが知る一流人物に教わった「法則」

しかし9才の時に、以前モスクワのバレエ団で活躍していて

帰国後もバレエ団に所属し、コンクールで数々の賞を取りながら

教室も始めた敏腕先生がいるらしいと知り、そこに通うことになりました。

この先生は日本中、更には世界中の名だたる

ロダンサーや振付家達から実力を認められていて、一目置かれた人物でした。

大きなスタジオではありませんでしたが、この先生のためならと、

著名なダンサーや振付家達がよく教室に講習しに来てくれました。

ワガノワやボリショイバレエ学校の講習を受けたり、

モスクワや国内の現役ダンサー、DVDが発売されているような

第一線で活躍している先生方です。

 

ある講習会でのこと、

教室に入ったばかりで、あまりにヘタくそな私を見かねて

一人の先生が驚きの一言を伝えてくれたのです。

 

「いいかい?バレエで一番大切なのは体を鍛えることではなく、

法則」を知ることだ。

センスや体力に頼っているダンサーは多くの場合途中で挫折してしまう

本当に活躍していけるダンサーは、必ず「法則」に注目し、

それを見極める判断力を鍛えるんだ。」

 

私は、とても衝撃を受けたことを覚えています。

 

そんなことを考えたことのなかった私は、

全く違うレベルの中にいました。

最初はヘタくそ過ぎてお話にならず、

皆に笑われながらも、とにかく悪戦苦闘していましたが、

1年も経過すると、先生の伝えていることが理解でき始め、

最初は全くついていけなかったクラスでも期待の生徒になりました。

そして、プロになることを考え、トレーニングを受け始めました。

ある「法則」を意識するようになっただけで、です。

もちろん、この「法則」の話も今後記事に書いていきますので

楽しみにしていてください。

 

 血の滲むような居残りレッスン、父の癌の発覚

さて、自己紹介に戻りますが、 

「やっと教室に馴染んできた」

  

そんな時、父に癌が見つかり、母は治療や看病にてんてこ舞い。

新しいバレエ教室は非常に厳しくて、課題が出来なければ、

居残りクラスで夜中まで一日中練習なんてこともザラにありましたから

週末の朝、母は私をレッスンに送っては隣県の父の病院へ行く生活――

その時期バレエ教室は私にとって学童保育のような場所になっていて、

毎日のように教室に通う中、精神的にも物理的にも身を預ける、

より処にしていました。

  

あの頃はレッスンは厳しいけれど、良い先生方に恵まれたお陰で

自分でも毎回上達していくのが分かり、

バレエが大好きで、自分の全てで、

今思い出しても、一番輝いていた、まさに私の青春の頂点です。

(この間、10年以上ぶりに教室を訪ねたら、

私の青春の酸いも甘いも全ての思い出が凝縮されていて、

フラッシュバックで勝手に涙がボロボロ溢れてきました。)

  

そんな時、治療方針を変え、

晩年をホスピスで過ごしていた父が亡くなりました。 

13才だった私にとって、その時の衝撃は物凄く、

まさか自分の周りに死が訪れるなんて夢にも思っていなかったものが、

一瞬で覆されて、死という強烈な現実が突きつけられた瞬間でした。

  

ストレス過食で20kg増、急な海外移住、その先に

父の死や思春期という時期、学業、人間関係など様々なストレスが重なり

バレエで現実逃避する以外にも、ストレス発散手段を増やさないと、

どうにもやっていけなくなりました。

不謹慎で恥ずかしい話ですが、父のお通夜で、

一つだけなら食べても良いと出されたお菓子を食べたことで、

砂糖が一時的に強烈な幸福感をもたらしてくれると知り、

今まで我慢してきた食欲が、コントロールできなくなりました。

 

それからも日中は今まで通りの節制を続けていましたが

皆が寝静まった夜中に人目を忍んでコソコソ食べる過食生活になり、

一気に20kg近く太ってしまいました。

それは、プロを志していた私にとっては、おしまいを意味していました。

今まで将来を期待されていたのに、誰にも見向きもされなくなり――

体重管理が出来ない私が悪いので、練習でも注意されなくなり、

役がもらえなくなり、除け者扱いになりました。

 

追い打ちをかけるように、私が15才の時、

母の仕事の都合で急遽カナダに引っ越すことになりました。

急な話で、まだ父の死が受け入れられていないだけでなく

ストレスからコントロール出来なくなった体重と不摂生な生活に

自信を無くしきっていた渦中だったので

現地では、すっかり引きこもりになってしまいました。

 

 

でもそんな生活を続けているうちに、私はふとあることに気が付きました。

私は父からものすごいものを与えられたのではないか、ということです。

その時、父の死が私の人生好転の瞬間だったことを悟りました。

 

表現力の「極意」、バレリーナのためのレシピ公開

私は、カナダのバレエスタジオに通い始め、

まず食事と生活習慣を見直し体重を落とすことに努めました。

幸運なことに、そのスタジオには現在バレエ団で活躍中の先生達や

五輪開会式で踊った先生、カナダ、スイス、アフリカ、フランス

など世界各国でプリンシパルだった先生達が沢山います。

その先生達は人間的にも素晴らしい方ばかりで、

バレエを極めるだけでなく、故郷を離れてプリンシパルになったり、

世界中のバレエ団で活躍されてきた方々、

人間としての力が、とにかく並外れています。

 

そんな先生方に師事し、普段のレッスンに加え、

プライベートレッスンも取ることで、心を整え、体重を落としながら

表現力を培う「極意」を教えてもらいました。

これはプロダンサーでなくとも、あなたの上達にも直結すると

確信していますので、これからお伝えしていきます。

 

こうして、私は人間としての学びも深めながら、

引きこもっていた空白の時間を埋めることに専念しました。

 

そして体重管理に大変苦労した経験から独学で栄養学を学んでいたのですが

やはりプロから学ぼうと、35年以上の経歴がある調理師に師事しました。

その先生は長いキャリアがあるにも関わらず、

ご自分も毎月のように講習会に参加して

学ぶ姿勢を持ち続けている、大変謙虚な方です。

食を学び楽しむためには気持ちの面での理解も大切だと再確認し、

心理学の勉強を始めようと思ったのも、この先生のおかげです。

現在バレリーナのためのレシピを先生と一緒に考案しており

今後、こちらでも配信していく予定です。

 

新しい目線でのバレエ人生 

父が今も元気で、私も大きなストレスを受けること無く、

順当にただプロを目指していたら、

人の気持ちや悩みが分からないだけでなく、

人の素晴らしさに気づく目線を得ることもありませんでした。

自分の頭を使って考える事、行動する事など絶対にしていません。

父が亡くなったからこそ、今の自分があるのだと心から感謝しています。

 

そして私がバレエの世界を客観的に見ることが出来るようになって気が付いたこと、

それは、子供のバレエはある程度体制が整っているけれど、

大人のバレエに関しては、まだまだ発展途中で

悩んでいる方が沢山いるということです。

 

そこで、私は大人のバレエ初心者の方達に声をかけ

プライベートレッスンを始めました。

レッスンを通して、沢山の大人バレリーナ

成長を見てきて、喜ぶ姿を見てきて

あぁ、これが私の出会うべき人達で、やりたいことなんだと心から感じました。

また、教えていくうちに、私のレッスン内では出来ていることなのに、

その時だけ一時的に上達して、普段のレッスンでは

元通りになってしまう生徒さんが多いことにも気付きました。

なので、私の個人レッスンを受けたら、生徒さんが普段のレッスンで、

ご自分でも上達していけるようなレッスン構成を取り入れて、

上達を後押ししています。