大人のバレエ上達倶楽部

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バレエは原点探しの旅【後編】

こんにちは、大人のバレエ上達サポーター、きよかです。

 

今回は前回の続きで

大人バレリーナ達との出会いの話をしていきます。

 

前編はこちらです

blog.kiyoka-ballet-club.com

 

バレエは原点探しの旅【後編】

強烈な寂しさからバレエに打ち込み、

人の評価でしか自分の価値を

実感できなくなっていた私は

日々の生活をただこなす毎日でした。

相変わらず20kg増を維持していましたので、

誰からも相手にされなくなり

当然プロの夢も断ちました。

 

また、追い打ちをかけるように、

母の仕事でカナダへ移住することが決まります。

こんな失意の中、新しい生活を始めることなど

出来なかったので、不登校にもなり

引きこもりの毎日を数年続けました。

 

 

どうしたものかと悩んでいた時、

急に、何かが腑に落ちたと言うか、

父の死が私の人生の大きな転機になっていると

思うようになりました。

 

 

恐る恐る地元のバレエ教室に行ってみると、

 

ふと目に入ったのが、

大人からバレエを始めた人達の初心者クラスです。

始めたばかりの大人向けクラスだったので

明らかに技術はありません。(m(_ _)m)

でもその大人バレリーナ達は

かつての私がそうだったように

自分の意志で楽しく踊っていて、

素直にそれが表現されていたんです。

 

私には眩しいほど輝いて見えて

思わず目を奪われました。

 

そして結局途中から私は

自分の意志では踊っていなかった

ことに気づきました。

 

認めてもらうことだけを軸に頑張ると

技術面でかなりレベルアップします。

良い先生についていることが前提ですが。

ただ何かのきっかけで認めてもらえなくなった時に

びっくりするほど負の性質を持っていることも事実です。

例えば、全てにおいてやる気が無くなったり、

劣等感や自己否定感に苛まれたり、

自分の価値を見失ったり、

認めてくれない人を恨んだり、

曲がった正義感で物事を捉えるようになったり

してしまいます。

 

だからと言って、

認めてもらうことを基準にしてはいけない

と思っているわけでもありません。

バレエで上達しようと思ったら、

難しい芸術ですから、まずは素直に

先生に認めてもらうために行動すること

は絶対に必要なことになります。

大人からバレエを始めて、

まだバレエ的な思考回路でない人にとって

これまでの考え方の延長線上で行動していても、

バレエの上達はないから余計です。

 

でもその視点だけで行ってしまうと

だんだん自分の原点から離れ、自分を見失い、

他人に踊らされるだけの人生になってしまいます。

 

 

受験勉強みたいに、点取りだけを目指して

一体自分は何のために踊っているのか?

果たしてこれって芸術と言えるのか?

人生こんな生き方をしたいのか?

という根本的な疑問にぶち当たったりします。

 

 

誰にでも「自分の」エネルギーの原点があります。

周りからの評価がエネルギーの原点だ

と思う方もいるかもしれませんが、

他者に認めてもらうことは、

他者の評価がエネルギー源であり、

結局自分でエネルギーを生み出していないので

原点では無く、強いようで弱いのです。

原点に繋がっている時は、

人から奪わなくても、エネルギーが枯れることはなく

逆にエネルギーがこんこんと湧いてくる感じがします。

損得勘定抜きに、ワクワクや喜びで満たされている時、

そういう時、何らかの形で原点に繋がっているはずです。

 

そう考えた時、人生って一瞬一瞬が

美しい積み重ねであるよなぁと感じるのです。

芸術って、人の心を動かすことって

こういう感覚からくるんだと私は思います。

 

私の原点は、言葉を使わずに表現し、

それによって他者と心を通わせる事です。

 

 

あなたの原点は何でしょうか?

 

 

バレエを通して原点を探していくうちに

ポジティブでもネガティブでもなくて、

ニュートラルな自分がいます。

 

私が原点を思い出すきっかけになってくれた

大人バレエの方々には本当に感謝していて

そんな方々の上達の手助けをするため、

日々最善の方法を考えています。

あなたにもご自身のエネルギーの原点を思い出し

上達の道を歩んでいってほしいと

心から願っています!

 

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