大人のバレエ上達倶楽部

大人バレエ初心者の「レベル底上げ」実現させます

美智子様と大人バレエ

こんにちは。大人のバレエ上達サポーター、きよかです。

新しい時代、令和が始まりましたね。

今回の一時帰国で改元を見届けられて

とても貴重な経験になりました。

 

私が住んでいる カナダで

日本のテレビ番組を

取っているのですが、

1か月前くらいに

美智子様の特集番組を見ました。

バレエで貴族や皇族の役って多いですよね。

今回はそんな役柄を演じる上で

重要なポイントについてお話していきます。

 

f:id:kiyoka-honami:20190501111934j:image

 

バレエで貴族になるためには

その番組は美智子様の

生い立ちから、平成皇后として

歩んできた道のりを

本人や周りの方の話を

展開していくドキュメンタリーでした。

映像やお話の一つ一つから

丁寧な暮らしぶりが覗えます。


その中で、美智子様が小さい頃に

読み聞かせてもらったという

「でんでんむしのかなしみ」

という新美南吉作の絵本について

とても印象に残りました。


めちゃくちゃ要約すると、(笑)

「辛いのはあなた一人

じゃないから頑張ろう!」

という内容の絵本で、

美智子様は、事あるごとに

この童話を思い出しては

勇気づけられていたそうです。

平成の時代に

被災された地域の子供たちにも

この絵本を贈っています。

 

「でんでんむしのかなしみ」

の童話を胸に、国民の象徴として

公務をされてきたかと思うと

その途方の無さに言葉がありません。

 

 

バレエのお話の世界も

日常から考えたら

途方もないものですよね。

普通なら、お姫様とか、女王様とか

親近感があまり湧きません。

それで「似非貴族の自己満足」

みたいな踊りになっちゃう

ことがあるのですが、

その理由は大抵、 

豪華さや優雅さを見せることだけに

着目するように言われるからです。

 

貴族と言ったら、

豪華で優雅で、

何不自由ない生活で、

って、その通りなのですが、

余程おかしな姫や女王じゃない限り

それと表裏一体で存在するのが

「でんでんむしのかなしみ」

にもあって、美智子様も感じていた

悲しみや責任感のような感情です。

本当は人間なら

誰しもある感情なのですが

バレエで、演技しよう!

と思うと、忘れてしまいがちです。

 

 

悲しみや責任感といった

一種、負の感情みたいなものにも

自分の解釈を通してみることで

感情が昇華されます。

それが演技だけでは表せない、

自然と内面から出てくる、

貴族独特の重厚感や威厳になります。

そうすると、面白いことに

無理に作り込まなくても

自然と役らしくなるものなんです。

 

お姫様も女王様も例外なく

人間なんだということですね。

 

バレエ自体、宮廷で生まれたので

特に明確な役が無くても

貴族的な表現が求められます。

 

そして、

「もっと堂々と!」

とか
「優雅に!」

ってよく注意されますが、

「なぜその人間は

(普段のレッスンでは自分でも良いですよ)

そうあるべきなのか?」

ということを負の感情からも

少し掘り下げてみることで

自然と貴族的な空気がまとえます。

 

 

先日、作家の方と

お話しする機会に恵まれて

色々と面白い見解を聞けましたので

「作家目線のバレエ」として

またここで解説していきますね。

 

 

美智子様、今まで

ありがとうございました!

これからはご自分の時間を

存分に楽しんで下さいね。

 

「でんでんむしのかなしみ」の朗読です。

www.youtube.com